2年

アイスプラネット──教材価値を読み解く

中学国語『アイスプラネット』の教材価値を、学習指導要領との関連から読み解きます。思考力・判断力・表現力、探究的な学び、クリティカルシンキングなど、授業づくりに役立つ視点を整理した教材研究記事です。

「クマゼミ増加の原因を探る」を探る──説明文の“読み方”と”書き方”

中学2年国語(光村図書)の説明文 「クマゼミ増加の原因を探る」 一見すると「セミが増えた理由を説明した文章」です。 しかし説明文は、単に「情報を説明する文章」というだけでなく、「読者を誘導する技術の文章」です。 読み解いていくと、科学的な思考の…

《君は「最後の晩餐」を知っているか》(光村国語2年・評論文)が読みにくい

――どう読めば「かっこよさ」が見えてくるのか 中学生にとって、評論文はとても読みにくい文章です。とくに《君は「最後の晩餐」を知っているか》は、「絵の話なのに、なぜこんなに難しいのか」と感じる人が多いはずです。 実際、授業でもこんな声をよく聞き…

🧭 アイスプラネット──ぐうちゃんの人生を読み解く

「アイスプラネット」のぐうちゃんはどんな人生を歩んだのか 団塊世代としてのぐうちゃん 物語の舞台は1980年代後半 姉の家に寄生する“ぐうちゃん” 曾祖父の建てた昭和の家 もう一つの物語──アラフォー母のひとりごと 「不思議アタマ」とは何か まと…

八雲立つ──日本語リズムの源流から、AI時代の俳句

スサノオの叫び 千年つづく日本語のリズムの旅 70の17乗──AI時代の俳句を考える 俳句は、作者が書き切らないことで成立する芸術 季語は、読者の記憶を呼び起こす“共通の鍵” AIは五七五を作れても、“余白”を生きていない 俳句は、人間の経験そのものを”…

太宰治と『走れメロス』の真相――“訳のわからぬ大きな力”の正体

太宰治の「熱海事件」と『走れメロス』 上の画像は、1935年(昭和10年)秋、湯河原にて。 左から太宰、小舘善四郎、山岸外史、檀。 太宰・檀・山岸外史は「三馬鹿」といわれるほどの友人でした。 1936年12月。太宰治(当時27歳)は、原稿執筆のために熱海温…

「ちびまる子ちゃん」と「枕草子」――千年経ってもいっしょ

ちびまる子ちゃんの“あるある”から清少納言の『枕草子』へ。千年前のエッセイが今の私たちとつながる理由を、中学生にもわかりやすく紹介します。

「見えないだけ」の意味が……マジで見えない!!

『見えないだけ』がよくわからない人でも大丈夫。空や海の表現が何を意味するのか、比喩と対句の読み方をやさしく説明します。詩が苦手でもスッと読める解説です。

教科書なんてムリ……走らない「メロス」な君へ(再)

「走れメロス」は友情感動の王道?実は王様に殴り込み、友人を人質にする矛盾だらけの主人公。太宰治が“真逆の自分”を描いた理由を知れば、教科書の読み方が変わります。

『アイスプラネット』を読む前に知っておきたい3つのこと

『アイスプラネット』の不思議アタマ・ありえないの意味、悠太の心情変化をわかりやすく整理。テストに出るポイントを短くまとめて解説します。

「走れメロス」を読み深める

『走れメロス』の真っ裸・緋のマント・赤面の理由を読み解き、恥と信頼の意味を整理。太宰治の時代背景と「信じるとは何か」を考える解説記事です。

🙈「仁和寺にある」コレジャナイ参拝――エリート僧がやっちゃった話(再掲)

徒然草『仁和寺にある法師』をわかりやすく解説。エリート僧の失敗談から学ぶ古文読解のポイントや定期テスト対策をまとめました。中学生必見の国語学習記事です。

🎯「扇の的」ってそもそも無理ゲーなんですが――下っ端与一の奮戦記(再)

「扇の的」ってただの伝説じゃないんだ😲 与一の一矢に隠された裏事情&貴族のセンスある歌まで紹介! #中学国語 #平家物語 #扇の的

君は「最後の晩餐」の正体を知っているか――評論文の謎を追え!(再)

*2025版の再掲です。 「ファッションの都」「デザインの首都」と呼ばれるイタリアのミラノ。 ここには、それまで誰も見たことのない「かっこよさ」が隠されているという伝説がある。 われわれの任務は、それを見つけ出すことである。 やってきたのはミラノ――…

春のユルさの裏に潜む美女の影――『漢詩の風景』の背景がエグい件(再)

*2025版の再掲です。 授業って、眠くなるよね。 給食あと、春の午後なんてもうダメ。 朝だったら、ふとんから絶対出たくない。 「春眠不覚暁」 寝坊なのに、鳥の声だけ爽やかすぎて起きちゃう── ……あるあるじゃん。孟浩然やるじゃん。 で、次に読む詩が 「今…

信じるものはすくわれる………主に足を――「モアイ」は何を語ったの?(再)

みなさんが生まれる20年も前のこと…… 牛丼の吉○家をはじめとするファーストフードや、セブ○イレブ○といったコンビニが急増しました。 そこで使われていたのが、中国産の安価な割り箸。 実はその多くが違法伐採された木材を使っていたと言われ、 森林破壊の象…

「扇の的」ってそもそも無理ゲーなんですが――下っ端与一の奮戦記(再)

*2925版の再掲です。 時に西暦1183年2月18日(旧暦)午後6時頃、 源氏の弓の名手・那須与一が、海の上に立てられた「扇の的」を見事に射抜いた。 扇の大きさは約30cm × 50cm。距離は70〜80m。 しかも強風の中で馬上からの射撃。 実験によると、的に当たる確…

教科書なんてムリ……走らない「メロス」な君へ

メロスって誰?国語で出てくるんだけど、なんか走ってる人? ……トモダチのために、走る?マラソン選手? スポ根? 友情? 感動モノ? ガチでやるなんでダルいよねー。気合い入れて教科書読むのって、無理スギて草通り越してもはや森…… さっと教科書読むと、…

君は「最後の晩餐」の正体を知っているか――評論文の謎を追え!

「ファッションの都」「デザインの首都」と呼ばれるイタリアのミラノ。 ここには、それまで誰も見たことのない「かっこよさ」が隠されているという伝説がある。 われわれの任務は、それを見つけ出すことである。 やってきたのはミラノ――サンタ・マリア・デッ…

春のユルさの裏に潜む美女の影――『漢詩の風景』の背景がエグい件

授業って、眠くなるよね。 給食あと、春の午後なんてもうダメ。 朝だったら、ふとんから絶対出たくない。 「春眠不覚暁」 寝坊なのに、鳥の声だけ爽やかすぎて起きちゃう── ……あるあるじゃん。孟浩然やるじゃん。 で、次に読む詩が 「今春看す(みすみす)ま…

「仁和寺にある」コレジャナイ参拝――エリート僧がやっちゃった話

東京に住んでいる人が、浅草寺に行ったことがない…… まあ「地元すぎていったことがない観光地」あるあるですね。 で、あるとき 「一回も行ったことないってまずくね?」 と思い、地下鉄に乗ってお参りに行きました。 ところが、全然関係のない小さなお寺にお…

「扇の的」ってそもそも無理ゲーなんですが――下っ端与一の奮戦記

時に西暦1183年2月18日(旧暦)午後6時頃、 源氏の弓の名手・那須与一が、海の上に立てられた「扇の的」を見事に射抜いた。 扇の大きさは約30cm × 50cm。距離は70〜80m。 しかも強風の中で馬上からの射撃。 実験によると、的に当たる確率は5回に1回ほど。 そ…

信じるものはすくわれる………主に足を――「モアイ」は何を語ったの?

みなさんが生まれる20年も前のこと…… 牛丼の吉○家をはじめとするファーストフードや、セブ○イレブ○といったコンビニが急増しました。 そこで使われていたのが、中国産の安価な割り箸。 実はその多くが違法伐採された木材を使っていたと言われ、 森林破壊の象…

「字のない葉書」――え、それってアリですか?

人と人とをつなぐことば。 戦中から戦後に書けて…… ネットもケータイもない時代、 手紙や葉書は、遠く離れた人と人とをつなぐ大切な手段だった。 何も書かれていない、おびだだしい数の葉書があった。 いや、書かれていたのは、宛名だけだ。 しかも自分宛て…

タクジの人物像を考える――『ヒューマノイド』読解のヒント

国語教材『ヒューマノイド』の登場人物「タクジ」について考えるための前段階の読み物です。彼の夢や行動の意味を、物語に入る前に想像してみましょう。

“いいっこなし”って美しい?――「ことばの力」で自分をみつめる話

こんにちは。 今日はちょっとだけ、「ことば」について考えてみませんか? ある日、時代劇を見ていたんです。 町娘と病気のおとっさんの話です。かいがいしくおとっつぁんの世話をする町娘。「いつもすまないねぇ。おっかさんが生きていてくれたら……。」 「…

「短歌」って――理屈で読んでもいいんです。

短歌ってなんだかフワッとしてる? 「なにが書いてあるのか、よくわからない…」「きれいだけど、どう読めばいいの?」そんな風に思ったことはありませんか? 短歌は、たった31文字で気持ちや風景を伝える、すごくコンパクトな詩。 だけど「わかる」ようにな…