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🎯「扇の的」ってそもそも無理ゲーなんですが――下っ端与一の奮戦記(再)

「扇の的」ってただの伝説じゃないんだ😲 与一の一矢に隠された裏事情&貴族のセンスある歌まで紹介! #中学国語 #平家物語 #扇の的

君は「最後の晩餐」の正体を知っているか――評論文の謎を追え!(再)

*2025版の再掲です。 「ファッションの都」「デザインの首都」と呼ばれるイタリアのミラノ。 ここには、それまで誰も見たことのない「かっこよさ」が隠されているという伝説がある。 われわれの任務は、それを見つけ出すことである。 やってきたのはミラノ――…

春のユルさの裏に潜む美女の影――『漢詩の風景』の背景がエグい件(再)

*2025版の再掲です。 授業って、眠くなるよね。 給食あと、春の午後なんてもうダメ。 朝だったら、ふとんから絶対出たくない。 「春眠不覚暁」 寝坊なのに、鳥の声だけ爽やかすぎて起きちゃう── ……あるあるじゃん。孟浩然やるじゃん。 で、次に読む詩が 「今…

信じるものはすくわれる………主に足を――「モアイ」は何を語ったの?(再)

みなさんが生まれる20年も前のこと…… 牛丼の吉○家をはじめとするファーストフードや、セブ○イレブ○といったコンビニが急増しました。 そこで使われていたのが、中国産の安価な割り箸。 実はその多くが違法伐採された木材を使っていたと言われ、 森林破壊の象…

「扇の的」ってそもそも無理ゲーなんですが――下っ端与一の奮戦記(再)

*2925版の再掲です。 時に西暦1183年2月18日(旧暦)午後6時頃、 源氏の弓の名手・那須与一が、海の上に立てられた「扇の的」を見事に射抜いた。 扇の大きさは約30cm × 50cm。距離は70〜80m。 しかも強風の中で馬上からの射撃。 実験によると、的に当たる確…

教科書なんてムリ……走らない「メロス」な君へ

メロスって誰?国語で出てくるんだけど、なんか走ってる人? ……トモダチのために、走る?マラソン選手? スポ根? 友情? 感動モノ? ガチでやるなんでダルいよねー。気合い入れて教科書読むのって、無理スギて草通り越してもはや森…… さっと教科書読むと、…

君は「最後の晩餐」の正体を知っているか――評論文の謎を追え!

「ファッションの都」「デザインの首都」と呼ばれるイタリアのミラノ。 ここには、それまで誰も見たことのない「かっこよさ」が隠されているという伝説がある。 われわれの任務は、それを見つけ出すことである。 やってきたのはミラノ――サンタ・マリア・デッ…

春のユルさの裏に潜む美女の影――『漢詩の風景』の背景がエグい件

授業って、眠くなるよね。 給食あと、春の午後なんてもうダメ。 朝だったら、ふとんから絶対出たくない。 「春眠不覚暁」 寝坊なのに、鳥の声だけ爽やかすぎて起きちゃう── ……あるあるじゃん。孟浩然やるじゃん。 で、次に読む詩が 「今春看す(みすみす)ま…

「仁和寺にある」コレジャナイ参拝――エリート僧がやっちゃった話

東京に住んでいる人が、浅草寺に行ったことがない…… まあ「地元すぎていったことがない観光地」あるあるですね。 で、あるとき 「一回も行ったことないってまずくね?」 と思い、地下鉄に乗ってお参りに行きました。 ところが、全然関係のない小さなお寺にお…

「扇の的」ってそもそも無理ゲーなんですが――下っ端与一の奮戦記

時に西暦1183年2月18日(旧暦)午後6時頃、 源氏の弓の名手・那須与一が、海の上に立てられた「扇の的」を見事に射抜いた。 扇の大きさは約30cm × 50cm。距離は70〜80m。 しかも強風の中で馬上からの射撃。 実験によると、的に当たる確率は5回に1回ほど。 そ…

信じるものはすくわれる………主に足を――「モアイ」は何を語ったの?

みなさんが生まれる20年も前のこと…… 牛丼の吉○家をはじめとするファーストフードや、セブ○イレブ○といったコンビニが急増しました。 そこで使われていたのが、中国産の安価な割り箸。 実はその多くが違法伐採された木材を使っていたと言われ、 森林破壊の象…

「字のない葉書」――え、それってアリですか?

人と人とをつなぐことば。 戦中から戦後に書けて…… ネットもケータイもない時代、 手紙や葉書は、遠く離れた人と人とをつなぐ大切な手段だった。 何も書かれていない、おびだだしい数の葉書があった。 いや、書かれていたのは、宛名だけだ。 しかも自分宛て…

タクジの人物像を考える――『ヒューマノイド』読解のヒント

国語教材『ヒューマノイド』の登場人物「タクジ」について考えるための前段階の読み物です。彼の夢や行動の意味を、物語に入る前に想像してみましょう。

“いいっこなし”って美しい?――「ことばの力」で自分をみつめる話

こんにちは。 今日はちょっとだけ、「ことば」について考えてみませんか? ある日、時代劇を見ていたんです。 町娘と病気のおとっさんの話です。かいがいしくおとっつぁんの世話をする町娘。「いつもすまないねぇ。おっかさんが生きていてくれたら……。」 「…

「短歌」って――理屈で読んでもいいんです。

短歌ってなんだかフワッとしてる? 「なにが書いてあるのか、よくわからない…」「きれいだけど、どう読めばいいの?」そんな風に思ったことはありませんか? 短歌は、たった31文字で気持ちや風景を伝える、すごくコンパクトな詩。 だけど「わかる」ようにな…