みなさんが生まれる20年も前のこと……
牛丼の吉○家をはじめとするファーストフードや、セブ○イレブ○といったコンビニが急増しました。
そこで使われていたのが、中国産の安価な割り箸。
実はその多くが違法伐採された木材を使っていたと言われ、
森林破壊の象徴として厳しく批判されたのです。

そして21世紀に入り、世界中で「エコサイド」という考え方が広がりました。
気候変動が命を脅かす
――環境破壊が「平和に対する罪」だとするこの運動のなかで、
「使い捨て文化」は悪とされ、割り箸もやり玉に。
吉○家も、環境への配慮から店内箸を樹脂製に変更しました。
「マイ箸運動」「洗い箸への切り替え」が進む中、
国産の割り箸業者は壊滅的な打撃を受けました。
北海道や奈良の製造業者は、気づけば廃業に追い込まれ、
職を失った人々も数多くいました。
しかしその後、SDGsやカーボンニュートラルの思想が浸透するにつれ、
国産割り箸がむしろ環境に優しいという再評価が始まりました。
間伐材や端材を使った持続可能な日本の割り箸
――それは、たき付けなどにまで再利用していた日本の「叡智」であり「文化」だったのかもしれません。
私たちは、「ワリバシ=悪」といったイメージがどこから来たのか、
事実と意見をどう読み分けるのか、
そして、誰が責任を取るべきだったのかを考える必要があります。
情報の本質を見抜く力が、これからの時代には必要なのです。
情報を批判なく信じるものはすくわれる
……おもに足を
そんな気持ちを胸に……
「モアイは語る」をぜひ読んでみてください。
