文章というのは、書き手が伝えたいことを読み手に伝えるためのもの。
書き手の伝えたいことを目的地とすると、カーナビの地図のようなものだね。

自動車で旅行をするときを思い浮かべてみよう。
出発地から目的地までのルートの全部が文章。
目的地が遠ければ、迷わないように、まずどこまで行って、次はどこまで……、といくつかにルートを分けるよね。これが段落。
これをもっと細かくして、まず本屋の前を通って、その隣にコンビニがあって、その次が……というように、通りに並ぶ一軒一軒の家まで細かく区切ったのが文。
一軒一軒の家を細かく見てみると、玄関とか窓とか屋根といった小さな部分に分けられるよね。これが文節。
そして玄関も屋根も、もっと小さな、木材とか釘とかのパーツに分かれている。これが単語。
テストでよく出題されるのは、文を文節に分けることと、文節を単語に分けること。
文節に分けるには、声に出してよむときに自然に区切れるところ、とか「ネ・ヨ・サ」が入るところ、とか言われてるけど、うまくいかないことがあるよね。
単語はもっと難しい……。
でも安心してほしい。
この本には、文節や単語の分け方の極意が書いてあるよ。
しかも練習問題付きで、すべての問題に解法と解説がのっているので、すぐ力が付く。
理屈を知るだけじゃなくて、しっかり練習をしてテストに備えよう。
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