文の成分(主語・述語・修飾語・接続語・独立語)
文は、大きな木に例えられるよ。

太い幹が主語、根っこが述語、枝が修飾語だ。
そして接続語は木と木にからまるツタ、独立語は木にとまる小鳥のさえずり。
これを文の成分という。
文の成分は、必ず文節で答えよう。
だから「犬が走る。」の主語は「犬」ではなく「犬は」だよ。
文節相互の関係(主述・修飾・並立・補助・連文節)
どの文節とどの文節がつながっているかを見極めることがテストでは大事。
特に修飾語が幹につながっているか、根につながっているか、または他の修飾語につながっているかを見極める必要がある。
例えば、「このテストの問題は、ちっとも難しくない。」の「ちっとも」が修飾しているのは?「難しく」じゃない。「ない」だよ。
イメージがつかめたら、あとは練習あるのみ。
たくさんの問題を解いて練習すれば、自然に身につくよ。
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古文における文の組み立て注意点
注意しないといけないのは、
日本語では幹(主語)がない文が多いことだ。
特に古文は、同じ文の中で主語が変わることがある。だから現代文以上に文の成分を意識しよう。
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