国語テスト対策――品詞の分類・識別をフローチャートで理解しよう!

品詞とは?

それぞれの単語には名前がある。それが品詞だ。

品詞の分類を自動車に例えると

自動車に例えてみよう。

自動車にはいろいろな形があるよね。この自動車の車体を名詞体言としよう。

自動車はエンジンがないと動かない。これが用言動詞、形容詞、形容動詞だ。

エンジンの強さや動きをコントロールするアクセルとかブレーキとかを副詞という。

一方ヘッドライトやエンブレム、塗装など車体の印象や性質を補うのが連体詞だ。

相手に注意を促すクラクションを感動詞、自動車の行く道を示す道路標識が接続詞だ。

これらは単独の部品なので自立語と言う。

部品だけじゃ自動車にはならないよね。

ネジや接続部品が助詞、ギヤやクラッチなど、動き方をコントロールするのが助動詞だ。

これらは単独では部品に必ずついているから付属語と言う。

一年生のテストに出る品詞識別

中学校では、まずこの十の品詞を覚えよう。

一年生の定期テストでは、文の中の単語の品詞名を答える問題がほとんどだ。

まず文を文節に分ける。次に単語に分ける。
単語に分けたら、下のフローチャートに従って分類していけば簡単に品詞名がわかるよ。

十品詞の識別フローチャート
フローチャート(クリックで拡大できます)

下の解説・問題集でたくさん練習して、しっかり身につけていこう。

▶「単語の分類」解説・練習問題(中学1年)

総合テスト・高校入試レベルの品詞識別

三年生の高校入試レベルの問題になると、品詞の識別が難しいものが出題される。

しかし、「ない」の識別など、出る問題は決まっている。

そんな時は、下の解説・問題集で練習すればバッチリさ。

▶文法のまとめ―品詞識別問題・解答と解説(中学3年)