*2025版の再掲です。
「ファッションの都」「デザインの首都」と呼ばれるイタリアのミラノ。
ここには、それまで誰も見たことのない「かっこよさ」が隠されているという伝説がある。
われわれの任務は、それを見つけ出すことである。
やってきたのはミラノ――サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院。
そこで目にしたのは、壁に描かれた一枚の絵。
名は《最後の晩餐》。
描かれているのは、解剖学、遠近法、明暗法……。
当時の科学の粋をつくした表現技法がわれわれを圧倒する。

しかしまだそれは、謎の序章にすぎない。
描いたのは天才レオナルド・ダ・ヴィンチ。
絵画に暗号を仕込み、構図に思想を埋め込む「知の錬金術師」だ。
これら表現技法だけが「かっこいい」はずはない!
表現技法は、文章と同じ!しょせん道具に過ぎないはずだ。
それともこれらはトラップなのか?
指令が、評論文解析隊本部より届く。
- 謎は評論文「君は『最後の晩餐』を見たか」に潜んでいる。表現技法の示す道をたどり、500年前に仕掛けられた構図の迷宮を進め。ダ・ビンチが絵画に刻んだ「かっこよさ」の正体を追え。
われわれは、評論文解析隊本部の指示に従い、
レオナルドの「最後の晩餐」の秘密に迫る。
レオナルドが隠した「かっこよさ」とは何だったのか?
この絵の最大のしかけはどこにあるのか??
レオナルドが意図したものとは何か???
評論文の結末部のメッセージ
- 君もいつか、イタリアを旅して、この絵を自分の目で見てほしい
という言葉に隠された筆者の意図とは……
そして最後に、われわれが見たものとは!!!!
これは
「君は『最後の晩餐』を見たか」
という評論文を読み解いた評論文解析本部の記録である。
この記録を手にした君は、地図を持った読解者となる。
これを読むことで、君は筆者の意図した文章の構図に迫り、
「かっこいい」を論理で見る目を手にするだろう。
われわれの探検は、始まったばかりである。